寄生獣(岩明均) – 第13話「出ない涙」の感想

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新一の父親が入院している病院へ、母親に寄生した寄生生物よりも早く着くために、高速船で向かう新一。

そんな高速船内で新一は、とある女の子と出会う。その女の子は、学校をさぼり、買い物のために、この高速船に乗り込んだ。乗り込んだは良いが、女の子が通っている学校の先生がたまたま乗船していることがわかり、新一に荷物を預かってほしいと頼みこむ。新一は了承するが、タイミングよく女の子が先生に見つかってしまう。休みでもないのに、高速船を利用して遊んでいる女の子に怒り出す。そんな怒り出す先生を横目に、鬱陶しいと感じている新一。その鬱陶しいというのが、言葉に出てしまう。そして、女の子の先生は、新一の持っていたバッグを勝手に検査しようとするが、新一は激怒する。

普通の先生であれば、生徒が怒ったりしてもそんなことには動じないのだが、この時ばかりは違った。とても強い恐怖心が先生に襲う。このような体験をするのは初めてかのように。怒った時の新一の目は、殺意があり、先生であったとしても平気で殺してしまいそうになるものだった。そのことを女の子の先生は感じとった。これは、寄生生物ミギーが新一を蘇生し、ミギーの”何か”が新一の精神などを変化させてしまったことに原因があるのだろうか。

高速船内でトラブルはあったが、ようやく新一の父親が入院している病院がある場所に到着する。女の子の案内で病院に到着する新一は、久しぶりに父親に再会する。

再会した父親と会話するが、自宅に電話をしたことや、電話口で「化け物」と言い放ったことなどは忘れているようで、全ては夢であるかのように、自分の身に起きたことを話す父親。しかし、母親は死んだことは知っていた。夢であるかのように話していたのは、この世にいるかどうかもわからない正体不明の化け物を見て、頭が混乱しているからだろうか。何が現実で何が夢なのかの判断がつかなくなっているんだろうなと思った。

新一が一つ安心だったことは、母親を殺した寄生生物がまだ父親の元へは辿り着いていないことだったろう。新一は、病院の近くに、今夜は宿をとろうとするが、どこも予約がとれない。予約がとれなかったが、病院の近くの民宿にダメもとで、宿泊をお願いすると、そこには、高速船で出会った女の子-真樹子と再会する。

新一と真樹子との関係はどうなるのか。母親を殺した寄生生物の行方は?続きが気になる第13話であった。

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