寄生獣(岩明均) – 第63話「日常の中へ」の感想

スポンサーリンク

寄生生物の集合体である後藤と新一の対決、そして市役所での事件後、寄生生物たちの行動はほとんど見受けられなくなった。それは、寄生生物たちがずる賢く人間の生活に溶け込み、寄生生物が人間たちに適応していったことが影響している。そして、帰ってきた寄生生物のミギーにも変化が訪れ、新一の元を去る。これまで通りの生活。自分のこれまで通りのただの右手。全ては夢だったかのように忘れてしまいそうになるが、新一はミギーの存在を忘れていない。ミギーはいつか戻ってくるのだろうか。そんなことを考える日々が続き、1年が経過する。高校生を卒業した新一は浪人となり、寄生生物とは無縁の受験勉強にいそしむ毎日。そんな毎日でもミギーのことは思い出す。彼と過ごした毎日は、現実離れしていたが、新一自身が成長した過程でもあった。地球で生まれ、生命とは何なのか。これは人間全てにおいて問いかけられる疑問である。寄生獣はそれを考えさせられる漫画であった。

全ては終わったかに見えた第63話であるが、新しい展開が待ち受けている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました