寄生生物の集合体である後藤と新一の最後の勝負。決着はついた。そして、後藤との戦いで死んだはずの寄生生物のミギーが復活する。復活したミギーを喜ぶ新一だったが、後藤は完全には死んではいなかった。とどめを刺そうとする新一だったが、脳裏には、田村玲子が残した言葉「寄生生物単体のみでは生きていけない、人間と寄生生物は合わせて1つ」といったことが離れずにいた。そもそも寄生生物は、何のために生まれてきたのか。増えすぎた人間を殺すためなのか、人間が出す”毒”で生物は死に絶えている、その仕返しのためのか。生物全体から見れば、寄生生物は薬なのか。人間とそれ以外の生物の生命の見え方。一方的では駄目だし、両方の立場から物事を考える必要がある。人間の損得よりも、地球全体の共同体として生きるといったことを受け入れるのかといった難しい話ではあるなと考える。今回の話は、とても考えさせられるエピソードである。
この話の方で、結局後藤にとどめを刺す新一。とどめを刺したときの新一の気持ちはとても複雑であったろうと考える。人間全体のことを考えるのか。それとも地球全体のことを考えるのか。ただ、新一は、どこにでもいる普通の人間の高校生であり、身近な人を守りたいというのはごく自然なことだったと考える。
第63話は、どのような展開が待ち受けるのか。気になる。

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