寄生獣(岩明均) – 第20話「兆し」の感想

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第20話の最初で新一の父親が、新一に対して「鉄でできている」という奇妙な言葉を口走る。これは、寄生生物のミギーの一部が新一の身体に取り込まれて、身体能力が向上したことが影響しているのではないかと考える。父親はそれを悟っている。悟っているが、寄生生物の正体や真相までには及ばないと考えられる。まさか新一もそんな言葉を父親からかけられるなんて思ってもみなかっただろう。

さらに、第20話では、新一の父親が、寄生生物の正体に近づき、その正体を日本全国に伝えようとする。何も知らずにそのことを黙って聞く新一。また、加奈も寄生生物の波長を感じとれるため、真相に近づくのは時間の問題である。新一の暮らす世界では、他にも加奈のように波長を感じとれる人間がいるのだろうか。日本だけではなく世界にも、このまで範囲を広げると、アナザーストーリーやスピンオフの話になってくる。

あと、気になったのは、田宮良子が登場するシーン。日本全国で寄生生物らしいものが確認されているという報道があり、それに対して昆虫的な捕食をただ繰り返している私は不完全な生き物と表現していたが、これは「人間も同じ」なのではないかと思った。田宮良子は、自分たち寄生生物は一体何のために存在しているのかという疑問を持つ。これは人間にも当てはまることだと考える。深く掘り下げてみると、哲学になる。さらにこのシーンでは、田宮良子と対話する謎の人物が登場する。この自分の正体は?

寄生生物の正体が明るみに出そうになる、第20話であった。次の展開が気になる。

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