第11話で、旅行に出かけたはずの新一の両親。そんな両親から突然電話がかかってくる。電話の相手は、新一の父親。とてもただ事ではない様子で、新一に帰れないと伝え、「あの化け物」と言い残し電話は切れてしまう。
それから一夜明け、不安な気持ちで朝を迎える新一。そのまま学校へ行くかと思ったが、学校を休んでしまう。あれからなんの連絡もないまま、時間だけが過ぎていくかに思われたが、寄生生物ミギーが何かを察知する。
その何かとは、近づいてくる寄生生物である。他の寄生生物に、自分たちの場所は悟られていないはずなのに、だんだんと近づく。ミギーは戦いの準備をするように新一に伝えるが、旅行に出た両親の身に何かあったのではと心配になりそれどころではない。
それどころではないが、仕方なく近づいてくる寄生生物への備えを行う。そして、家の前まで、寄生生物が接近する。相手の寄生生物が戦い気であれば、家のドアをぶち破ってくることも考えられるが、この寄生生物は思いも寄らない行動にでる。
その行動とは鍵を開けて家の中に入ろうとするもの。寄生生物であれば、そんなご丁寧なことをするのか。なぜ、ドアを破壊したりしないのか、とても謎だ。
しかし、その謎は一瞬で解決した。鍵を開けて中へ入ろうとする”もの”の正体を目撃する新一は、驚く。なんと中へ入ろうとするものの正体は、新一の母親である”信子”であった。これには正直驚いた。なぜ、父だけ残して、自分(母親)だけ帰宅したのか、謎である。
だが、父だけ残して先に帰宅したわけは、母親の言い放った言葉でわかる。そして、なぜミギーが自分と同じ寄生生物の接近を察知できたのかも。母親は、寄生生物に寄生されていた。まさか自分の母親が寄生生物に寄生されたと事実を知らない新一は、いつものように母親に話しかけるが、人ではないため、普段のように会話が成立しない。
そして、新一は、母親に殺されてしまう。まさか、自分の母親に殺されるなんてことは、新一には考えられないことだったろう。これで、寄生獣の話は終わるのかと思われたが、寄生生物ミギーが心臓と一体化し、動かす。そして血液を循環させ、新一を蘇生させるという荒技を使う。寄生生物にそんなことができるなんて思わなかった。このようなことが、現実の世界で使えれば、人を助けることができると考えたが、実際に2017年、ヒトの心臓の多様な細胞をiPS細胞から作り、シート状の人工心臓組織にまとめることに、理化学研究所生命機能科学研究センターのグループが成功している。現実の世界では、人工多能性幹細胞(iPS細胞)が寄生生物ミギーなのかもしれない。
蘇生された新一は、起き上がり、殺されたことが現実ではないことを知る。そして、旅行に出た父親の安否が確認されるが、母親に寄生した寄生生物が父親を狙っていることを悟り、母親に寄生した寄生生物を探して倒すことを誓い。家から出て行く。果たして、母親に寄生した寄生生物を見つけ出し倒すことができるのか。
続きが気になる第12話であった。

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